山口県の農業法人協会

　令和元年度第２回農業法人等若手職員研修会を２月７日、山口市の翠山荘で開催し、山口県農業法人協会会員や農の雇用事業実施経営体の若手職員など２７人が出席しました。
　当日は、有限会鹿野ファームの隅明憲代表取締役より「農業法人が求める人材について」と題して講演が行われました。
　隅代表は「問題が発生したときに、原因を追及し解決する努力を惜しまず、また将来起こりうるリスクを感じ対処する能力を身に付けてほしい」と話し、若手職員への期待を述べました。また、｢自分自身も入社した頃は、経営者の考えていることはよく分からなかった。経営者が発する言葉には、必ず大事な意味があるので理解する努力をしてほしい」と自分の体験を含めて話されました。
　その後、中国四国農政局山口支局から情報提供が行われるとともに、参加者は各グループに分かれて討議を行い、上司や先輩との何気ない会話を含めたコミュニケーションの方法や効率の良い仕事への取組方法などについて発表があり、今後の若手職員の活躍が期待されるものになりました。