山口県の農業法人協会

　令和２年度第１回農業法人等若手職員研修会を１２月４日、山口市のセントコア山口で開催し、山口県農業法人協会会員や農の雇用事業実施経営体の若手職員など３３人が出席しました。

　当日は、株式会社デナリファームの平岡誠代表取締役と野間佑平取締役より「農業法人が求める人材について」と題して講演が行われました。
　平岡代表取締役と野間取締役は、平成２９年１２月に農業法人に就業。２年後の令和元年１２月に岩国市由宇町において２人で農業法人を設立し、さつまいもとイチゴの栽培を行っています。

　平岡代表取締役は「求められるためには、まずは求める相手のことを理解しようとすることが大事」と話し、若手職員への期待を述べました。また、「会社と想いを共有し、同じ場所を目指していかないと良い仕事が出来ない」と、自身の社員であったときの立場と、現在の経営者としての立場の両面から話されました。

　その後、参加者は各グループに分かれて討議を行い、上司や先輩との何気ない会話を含めたコミュニケーションの方法や効率の良い仕事への取組方法などについて発表があり、今後の若手職員の活躍が期待されるものになりました。