山口県の農業法人協会

　令和５年度第１回農業法人等若手職員研修会を１１月２２日、山口市のセントコア山口で開催し、山口県農業法人協会会員や雇用就農資金等事業実施経営体の若手職員など２７人が出席しました。
　当日は、山口県農業振興課の白石千穂調整監から、「農業法人で働くことについて」と題して講義があり、引き続いて、株式会社神東ファームの瀧山進代表取締役から、「マイヤーレモンで地域を元気に！」と題して講演が行われました。
　白石調整監は、県が実施したアンケートの結果を元に、法人代表者の意識と就業者の意識について紹介し、法人就業者に必要な心構えなどについて指導していただきました。
　瀧山代表取締役は、５年前に耕作放棄地を開墾して新しい作物であるマイヤーレモンの栽培を開始し、法人設立、新規就農者雇用、販路拡大と短期間で大きく成長を続けてきた経験を踏まえ、地域を元気にする若手人材への期待を語っていただきました。
　その後、参加者は各グループに分かれて討議を行い、日々の業務の中での観察力の重要性、マニュアル化やＬＩＮＥの活用による情報共有と業務効率化などについて発表があり、今後の若手職員の活躍が期待されるものになりました。

　なお、第２回研修会は令和６年２月１６日（金）にセントコア山口で開催します。